2010年09月07日
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真マジンガー 衝撃! Z編

Written By: トーノZERO連絡先

スタッフ §

  • 放送局: テレビ東京系列
  • 放送期間: 2009年4月4日より9月26日
  • 原作:永井豪
  • 企画:永井隆、井上俊次、川城和実
  • 構成、脚本、監督:今川泰宏
  • キャラクターデザイン:竹内進二
  • マジンガー&機械獣デザイン:野中剛(プレックス)
  • メカデザイン:本橋秀之、中原れい
  • 音楽:宮川彬良
  • 音楽制作:ランティス
  • 音楽プロデューサー:井上俊次
  • 音響監督:本山哲
  • 音響効果:今野康之(スワラプロダクション)
  • 音響制作:オムニバスプロモーション
  • 録音スタジオ:オムニバスジャパン三分坂スタジオ
  • 美術監督:武藤正敏(スタジオじゃっく)
  • 編集:瀬山武司、松原理恵(瀬山編集室)
  • 色彩設計:菊地和子、井上あきこ
  • 撮影監督:桑良人(シアン)
  • アニメーションプロデューサー:亀谷正博
  • プロデューサー:徳原八州、永井一臣、水野さつき、南喜長、小池克実、森本浩二、長谷部大樹
  • アニメーション制作:BEE・MEDIA、Code
  • 製作:くろがね屋(ダイナミック企画、ランティス、バンダイビジュアル)

 WikiPediaより

概要 §

 マジンガーZの比較的初期原作に忠実なリメイク作品。ただし、原作からの違いも多い。

感想 §

 むかしむかし。マジンガーZで好きだったのはボスとボスボロットと三博士。しかし、アニメでは本当に雑魚の脇役扱い。しかし、コミックの世界に目を転じるとボスボロットが主役の漫画もあって、好きでした。

 というトラウマからすればこれこそ見たかったマジンガーだ!

 第1話からしてアシュラ男爵を驚愕させるボスボロットの登場、ミサイルを手で掴んでくろがね屋を救うとミサイルを掴んで走って投げ返す大活躍。三博士も、ピクマン子爵の強襲に悠々と現れてバリア発動と美味しいところを持って行くし。

 初期バージョンの原作を見ても、かなりアニメと持ち味が違います。巨大ロボが基本フォーマットではなく、そこに新鮮な驚きがあるわけですね。巨大ロボとは、あくまで神にも悪魔にもなれる力の象徴であって、当たり前に消費される存在ではありません。だから、初期のマジンガーZよりも、この衝撃! Z編がいいわけですね。

 第1話が全体のダイジェスト的な構成なのも良いのですが上手く結末とつながっていないのが残念。でも、あの結末は好きですよ。安直に次番組の主役ロボが出てきて救われる安直な昔のマジンガーよりずっと好き。

 ちなみに音楽は宮川彬良! マツケンサンバIIの作曲者にして、ヤマトの宮川泰の息子。子供の頃にさらば宇宙戦艦ヤマトのパイプオルガンを弾いたりしたその人。音楽的にもがーんと来ますね。もちろん、音を聴いて来るということです。